みなさん、こんにちは。

以前のブログで「スタインウェイ システム」に関してほんの少し掲載しましたが
今日は、代表的な「スタインウェイ システム」に含まれる素材一体成形リムをブログで紹介したいと思います。

まず、一つ目の「素材

スタインウェイピアノに使われている主な木材等は世界中から
厳選した木材であり、約18ヶ月かけて外気により自然乾燥させた後に適合した最良のもののみを使用。

(例として左からカエデ、ブナ、マツ、アラスカスプルース)

カエデ、ブナ、マツ、アラスカスプルース

二つ目は、「一体形成形リム
この「リム」とは日本語に訳すと「側板」と言います。言葉だとあまりピンときませんが見慣れている部分になります。

それがこちら↓
スタインウェイ リム

 

 

 

 

 

上の画像はリムの成形後、接着剤を乾燥しているところです。

スタインウェイのリムは、水平方向の木目の板を熱や蒸気を使わず貼り合わせます。
熱や蒸気を使用しないため、リムの形が決まると半永久的に変化しない安定性と耐久性を兼ね備えたリムが出来上がります。
(ピアノの大きさに応じて木目の板は14枚から20枚になる場合もあります)

外側のリムと内側のリムを別々に製作するわけではなく、同時にプレスして製造する「一体成形」で作ります。
薄い板を張り合わせた一枚の合板を、一気にあの曲線に仕上げてしまいます。
プレスし終わった後は、その後6ヶ月乾燥させ堅牢なリムが完成します。

ちなみに現在のグランドピアノの形は上の画像のような形ですが、あのリムの曲線を最初に作ったのはスタインウェイなのです。

さて、今回のブログはここまで。

次回は「響板」について投稿したいと思います。

お楽しみに